3代目アマモがなくなった

2020年2月25日(火)3代目アマモの経過観察に行ってきました。

先月1月17日(金)に苗を植えて、1カ月目の経過観察です。

数日前に春一番が吹いたので少し心配な気持ちで行ってきました。

 

今回は、海森もり学園から山ちゃんと、いつも水中の撮影や、メンテナンス、苗植えをしてくれてますダイビングショップNANAの輝さんが来てくれました。

 

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エノスパ前の海の様子、穏やかです。

 

 

 

 

まずは、こちらエノスパ前に植えた、2ポットを見に行きます。

アマモが元気に生えていますでしょうか。春一番が吹いた後なので心配です。

輝さん宜しくお願いします。

 

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こちらが水中の様子です。

砂が舞って視界が悪い中を探してもらいましたが見つかりませんでした。

 

エノスパ前に植えた 2ポットは消失してしました。

 

残念で言葉が出ませんでした。

 

 

エノスパ前の2ポットは、残念でしたが、希望をもって西浦の定期観察にいきます。

西浦には前回コウイカが産卵してくれた付近に、22ポット

より波の影響を受けづらく、日差しのとどくところに36ポット植えました。

 

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西浦の様子、今日は波もなく海面は穏やかです。

 

 

 

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エノスパ前が流させてしまっていたため緊張しつつ先にコウイカの産卵ポイントの22ポットを見に行ってもらいます。

 

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輝さんが探していますが、なかなかこちらに戻ってきません。

いやな予感がします。

 

 

こちら水中の様子です。

海面は穏やかでしたが、水中は砂が舞い、砂利も見当たりません。

 

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輝さんが戻り22ポットが流されているとの事でした。

 

期待と不安の中で、元気に生い茂っている事を願ってましたがダメでした。

 

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最後の願い、36ポットの新しいポイントを見に行ってもらいます。

 

 

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36ポットを植えた新しいポイントの水中の様子です。

こちらは、砂利は残っているもののアマモ達のすがたは見つかりませんでした。

 

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エノスパ前                       2ポット

西浦(コウイカ産卵ポイント)        22ポット

西浦(より波の影響のないポイント) 36ポット

 

合計60ポット(約100株) すべて消失してました。

 

昨年のように、今年も春先から初夏にはコウイカが産卵し、色々な生物が海のゆりかごとしてアマモが生い茂っていることを願っていたのでとてもショックでした。

いろいろな人たちに協力してもらい相模湾の貴重なアマモの苗を植える事ができたのに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

とても残念な結果を受け止め、諦めずにチャレンジしていきます。

今後は4代目になるのアマモの種がありますが、時期を検証して春先から夏ごろに、種をまき成長した良い時期にアマモを植える為に場所の選定をやりなおしてチャレンジしていきます。

 

今後も諦めずに水中の環境が良くなり、タツノオトシゴが戻って来るほどキレイな海になるように継続していきます。


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