3代目アマモの種を採集しました!!

201992日(月曜日)

 

2代目アマモは、順調に育ち、コウイカが僕らの作ったアマモ場にタマゴを産んでくれて、

イカに認められるような、藻場をつくることができました。

しかし、今年2019年の夏に、おそらく波浪により僕たちの育てたアマモ場はなくなってしまいました。

 

本当に悲しかったです。

 

でも3代目アマモを育てていました。

 

2018年6月27日(水)に、葉山の真名瀬でとれたアマモを水槽で腐らせて種が落ちるのを待ち

2018年7月31日(火)に、種を選別し、

2018年12月18日(火)に汗バウンドと一緒に種まきをし、

2019年1月11日(金)に杯軸が出はじめているのを確認でき

2019年2月15日(金)に順調に育っていることを確認し、

2019年3月19日(火)に室外のアマモの成長が遅いことを確認し、

2019年4月11日(木)再度、成長を観察し、

2019年4月24日(水)に室外のアマモを室内に入れ

2019年7月30日(火)に成長し、大きくなっている3代目アマモのメンテナンスを実施・花枝があることを確認・伸びきった

アマモを光合成が出来るようににカット

 

そして、今回、3代目アマモの花枝の種を採集するために、いつもお世話になっております葉山の鹿島建設の研究所に行ってきました。

 

3代目アマモは現在 131ポットあり、

1ポットに平均2株のアマモが生えています。

 

266株のアマモが育っているのです。

(室内83ポット 181株 1ポット平均2株  ・  室外から室内48ポット 85株 1ポット平均1.7株)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2.jpg

最初の印象は、前回、アマモの長さを調整したので、3代目の室内育成も室外育成も、

水槽内はスッキリしていてアマモも気持ちよさそうでした。

 

3.jpg

前回採取した種のついた花枝、こちらも新鮮な海水をかけ流ししてくれました。

見づらいのですが、水面に浮遊している種のついたアマモの花枝から、下に種が落ちてます。

汗バウントのマーティンと、アレクサンダー。いつもありがとうございます。

 

 

5.jpg 

 

 

6.jpg

 

7.jpg

3代目アマモの種は、ホースを使ってサイフォン式で下の網のついたザルに採集しました。

 

8.jpg

 

9.jpg

鹿島建設の山木様、いつもアマモのお世話や色々と準備してくださりありがとうございます。

 

ザルからバットに移して、ピンセットで採集していきます。

10.jpg

 

11.jpg

 

12.jpg

 

14.jpg

 

15.jpg

 

13.jpg

 

採集した3代目アマモの種。

マーティン81粒、アレク75粒 合計156粒の種が採集できました。

 

 

17.jpg

 

18.jpg

 

19.jpg

 

今年は近隣の海岸でもアマモが少なく、とても貴重なアマモの種を取ることができました。今やっているこの水槽のアマモを育て、育てたアマモの種を返してまた育てることは

あまり前例がないことのようです。色々ありますが継続していきたいと思いました。

 

今日は、種の採集以外に、前回長さ調整の為切り取り天日乾燥させていたアマモを

肥料にする為に細かく粉砕しました。

 

20.jpg

 

21.jpg

 


3代目アマモの観察とメンテナンスをしてきました!!

2019年7月30日 火曜日 (記:諏訪)

 

葉山の鹿島建設の研究所にて、3代目アマモの観察とメンテナンスを行いました。

 

写真はいつもお世話になっております。鹿島建設研究所の山木様と、汗バウントのマーティンと、

アレクサンダーです。

DSC_6218.jpg

 

DSC_6203.jpg

 

IMG_3842.jpg

【室内育成の3代目アマモ 7283)ポット】

 

IMG_3939.jpg

【室外育成していた3代目アマモ。48ポット】

室外育成してましたがそのまま室外育成すると枯れてしまうとの判断で

室内育成に切り替えたアマモ達です。

 

 

3代目アマモの花枝には種がついてましたので、その花枝を採取しました。

その後、腐らせてから種を取る予定です。また報告いたしますのでお待ちください。

IMG_3825.jpg

 

DSC_6251.jpg

 

その際に初めて見たのですが、水槽にはオシベが浮遊しており、アマモにはメシベが生えておりました。

 

おしべIMG_3860.jpg

写真中央の糸くずのようなものが、オシベ。

 

 

めしべIMG_3854.jpg

写真中央のアマモから生えている、産毛のようなものがメシベ。

 

海流や波がある海で受精するためには、いろんな困難がある事を知りました。

 

種のある    花枝の採取がおわり、メンテナンスに取り掛かります。まず水槽から取り出し、

全てのポットのアマモの長さ(1ポットに数株あるものは、一番長いもの)を計測しました。

 

IMG_4029.jpg

 

DSC_6274.jpg

 

DSC_6285.jpg

 

DSC_6265.jpg

 

DSC_6261.jpg

 

DSC_6296.jpg

 

計測後、長くなりすぎたアマモを適正な長さにカットしていきます。

(ゆっくり持ち上げて、水槽の水面より10〜20Cm位の所をカットしました。)

これは、全てのアマモが光合成できるようにする為です。

 

DSC_6319.jpg

 

IMG_4056.jpg

長さを調整してスッキリした水槽。光が下まで届くようになりました。

ザルにはいっているのがカットしたアマモ。

カットしたアマモは廃棄せずに天日で乾燥させ、飼料として使うようです

 

室内アマモ 72(83)ポット

 

室外アマモ 48ポット

(今は室内で育てています)

 

次回は、アマモの種の採取の様子をお知らせしたいと思います。


2代目アマモちゃんがいなくなった日のこと

2019年7月23日(火)

 

2代目アマモ(エノスパ前と、西浦)の観察に来ました。

まずはエノスパ前のアマモの観察をします。

 

IMG_3777.jpg

写真右からは、鹿島建設研究所の山木様・ダイビングショップNANAの輝さん・カメラマンの上重さん。

今日の流れなど打合せしてます。

 

DSC_6023.jpg

 

これから、【2代目アマモ】観察に行きます。前回、14ポットから7ポットになってしまいましたので心配です。

 

DSC_6033.jpg

 

DSC_6036.jpg

 

IMG_3787.jpg

 

IMG_3788.jpg

探すが見当たらない。

残念なことにエノスパ前のアマモは見つかりませんでした。

色々なことが考えられるのですが、海底には砂が以前より堆積しており

しけの影響もあったと思われます。

 

 

気を取り直して、西浦のアマモ【28ポット】の観察に行きます。

西浦には、前回コウイカが卵を産み、ヤドカリが住みポットの境目が

わからないくらいにフサフサのアマモがいます。

 

今回は、輝さんに見に行ってもらう前に、

山木さんにご用意してもらいました水中ドローンで2代目アマモを探しに行きます。

 

IMG_3802.jpg

 

IMG_3804.jpg

 

DSC_6063.jpg

少し操縦させてもらいました。

難しかったです。


操縦は、山木さんにお任せしました。

 

DSC_6075.jpg

 

水中カメラの画像

002.jpg

 

001.jpg

方々探しましたが、2代目アマモは見つかりませんでした。

 

水中ドローンでは見つからなかったのですが、きっとアマモは生えているはずと思い、

ダイバーの輝さんに潜って探してもらったのですが、やはり2代目アマモは

いなくなっていました。涙

 

IMG_3809.jpg

今回、2代目アマモは、【エノスパ前7ポット】と、【西浦の28ポット】とも

確認できませんでした。

 

とても残念がことですが、この経験を踏まえて、3代目アマモを植える場所など決めていきたいと思います。

 

次回は、3代目アマモの観察とメンテナンスの様子をお知らせいたします。

 

この時の動画は、「海創造プロジェクト〜海底に森を創るプロジェクト」ホームページに

掲載されております。

 


アマモがすべてなくなった・・・

2019年7月23日(火)

 

エノスパ前に根付いたアマモ7ポット

西浦で根付いたアマモ28ポット

 

を観察に、諏訪&上重そしてダイビングSHOP NANAのみなさん、山木さんと

行ってきてもらいました。先月の6月20日には、元気よかったアマモちゃんたちが、

全て確認できず、すべていなくなってしまいました。

 

電話が僕に入ったとき、なんともいえない喪失感でいっぱいになってしまいました。

海・自然を相手にしているから、もちろん毎月ドキドキで、なくなってしまっている可能性は

ありましたが、ここ最近、しっかりと根をはり、群生となり「力つよさ」を感じるくらいの

アマモに成長していたので、とてもショックでした。

 

後日、しっかりと写真でも報告しますが、

まずは、皆様にしっかり事実を報告いたします。

 

皆様と共に育て、多くの皆様の協力をえて、ここまでアマモちゃん達も頑張ってくれました。

本当に皆様に感謝です。ありがとうございました。

 

昨日は、やはりショックでしたが、当然あきらめません。

3代目も今、育てており、今回成功した場所・今までの経験をふまえ、

再度、秋くらいに植えます。

 

まだまだまだ始まったばかりです。

頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アマモ専門家 山木さんからのメッセージ

 

本日はお疲れ様でした。

 

江のスパ前、西浦共にアマモが消失しており、残念でした。

 

<江のスパ前>

前回(6月)は枠の中(波浪対策1号・2号)のアマモも消失していたそうですね。

設置した場所が、海中のコンクリートケーソンの間際だったため、ケーソンで反射した

波により底質が掘れたり、堆積し易いことが原因と考えられます。 

 

ブロックから一定距離を離隔させるとその影響は少なくなる傾向と考えられます。

 

また、枠の設置は、海底面から10センチくらい突き刺す形で設置をした方が良いかも

しれません。

 

今日の観察では、木くずの様なゴミの堆積が見られました。

また濁りも西浦より大きいようです。

これは、川から様々なものが流されてきて湾奥(江のスパ前)に堆積しています。

油が浮いているのも気になりました。

 

 

 

<西  浦>

消失した原因は、6月下旬〜最近の波浪によるものと考えられます。

 

一番最近は7/20頃に台風5号からの有義波で1m以上の波が長期に入っていたのが影響

しているかもしれません。特に、南西からの波なので、丁度西浦は影響が大きいです。

 

http://61.206.118.118.static.zoot.jp/index.html ←ここで波の情報が得られます。

 

615日ころにも全線通過に伴い、有義波で2m以上の大きな波が観測されていましたが、

これは逆向きの東からの波だったことから、影響が無かったのでしょう。

 

これからの時期、南西方向からの波は頻繁にあると思います。昨年秋〜春までは影響する

ような大きな波がなかった(奇跡的?)ので、アマモは順調に生育していました。

 

波さえよけられれば、生育できること、イカが卵を産むことがわかったのは大きな成果だと

思います。

 

次回はどこに植えるか・・・・もう少し深いところであれば波の影響は小さくはなります。

最大で水深4mくらいなら何とか育つはずです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 


2代目アマモの様子(2019.06.20)

大変報告が遅くなりまして、申し訳ございません。

 

2019年6月20日(木)に

2代目アマモちゃんの様子を葉山のダイビングSHOP「NANA」さんと、

汗バウンドのアレックスと観察してきました。

 

前回は、5/20に観察してきまして、

西浦のアマモ場にコウイカが産卵していたという感動的なことがありました。

★エノスパ前は、波浪対策1号・2号の中にいれたアマモはいなくなってしまい、何もしていなかった

14ポットが生き残っていました。

 

さて、1か月後の6/20には、

西浦・エノスパ前のアマモはどうなっていたのでしょうか?

報告いたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

IMG_2919.jpg

 

IMG_2928.jpg

 

IMG_2929.jpg

 

キャプチャ2.jpg

 

キャプチャ3.jpg

 

キャプチャ4.jpg

 

キャプチャ5.jpg

 

★エノスパ前のアマモ場

 

残念ながら14ポットあったアマモが、

7ポットに減っていました。

5/20〜6/20の期間は、海が荒れており、

まだしっかりと根付いていなく、群生にもなっていなかったので、

減ってしまったのでは?と思います。

 

植える時に、もっとポット同士を近づけて植えたほうがいいのかと思いました。

下記が写真です。

 

 

1.jpg

 

2.jpg

 

 

 

 

 

 

★西浦のアマモ場

 

DSC_0998.jpg

 

DSC_1000.jpg

 

コウイカの卵は、ハッチアウト(卵から生まれ)して、アマモ場にいませんでしたが、

アマモ場は、しっかりと西浦の浜にモシャモシャと根付いていました。

もうそろそろ水温も上がり、枯れ始めているのかと思ったのですが、

まだ緑色でしっかりと育っている感じでした。

 

監修してくださっている工藤さんに、いつくらいに枯れ始めるのですか?と再度、聞いて見ました。

水温が28度を超えだすと、枯れ始めるそうです。この日の水温は21度だったため、まだまだ

育つようですよ。

 

コウイカの卵は、無事にハッチアウトしたのですが、

我々のアマモ場には、「海のゆりかご」としての役目がしっかりと継続されていました。

 

貝ややどかり君たちが、住処として、いたのです!!

 

アマモは、海をキレイにして、海のゆりかごとしても、活躍してくれます。

そして、大気中の二酸化炭素も吸収するのです。

 

もっともっと育ってほしいですね。

 

波打ち際の西浦の海は、ごみが沢山ありました。

こんな海では、エノスパ前のアマモちゃんたちは、いなくなりますよね。

 

人間のごみで、藻場がなくなることを肌で感じました。

 

ゴミは、本当にいらないですね。

どんどん藻場がなくなり、小魚がいなくなり、生物生態系が崩れてしまっています。

 

リアルに肌で感じたことを、多くの人達におしつけがましくなく、

伝えていきたいです。

 

2.jpg

 

5.jpg

 

1.jpg

 

4.jpg

 

 

3.jpg



calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

selected entries

archives

links

search this site.